食べる療法シリーズ 現代薬膳とは? 第72号より

 現代薬膳とは、中国薬膳「陰陽五行」がベースとなっています。
 陰陽五行とは、すべての事象は陰と陽からできていて、それぞれ5つ
 の性格に分けられ、お互いに影響を与え合っているという考え方です。

 たとえば熱い夏には陰の食べ物(すいか、なす、緑豆など)で体を
 冷まし、寒い冬は陽の食べ物(牛肉、鶏肉、しょうがなど)で体を温
 めるというバランスのとり方をします。

 また、五行の考え方では、味は「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(かん)
 塩辛い」の5つに分けることができ、これらを体調に応じてバランスよ
 く取り合わせることが健康的な料理という考え方です。

 そして、中国薬膳の考え方をベースに現代栄養学の知識を加え、日本
 の風土にあった独自の食事指導が現代薬膳の考え方です。

 特徴
 中国の陰陽五行をベースにした薬膳料理。健康という側面から食をと
 らえた中国らしい考え方からメニューを作っている。。

 向く人・場合
   手術後の体力回復と再発予防

 不向きな人・不向きな場合
   厳しく食を制限することで治癒力を高めたい人